最近キャンピングカーに興味を持ったけど、キャンピングカー用語がたくさんあり、よく分からないとお困りではないでしょうか。
今回はキャンピングカー初心者だった私たち夫婦が、キャンピングカーを購入した経験を踏まえて、初心者の方に向けに、キャンピングカー用語を解説させて頂きます。
どなたでも分かるように丁寧に説明させて頂きますので、この記事を読み終わった後は、きっとキャブコンの意味がお分かりになっているかと思います。
キャンピングカー用語解説|キャブコンとは?
キャブコンとは、簡単に言うと自走式のキャンピングカーの車両タイプ(形)のことで、正式にはキャブコンバージョン(CAB COVERSION)と言います。
エンジンの上に運転席を配置した形(キャブオーバー型)の車を、キャンピングカーに改造(コンバージョン)するところから、キャンピングカー業界では通称キャブコンと呼ばれております。
以下の写真がキャブコンの形の代表例です。
画像引用元:NUTS RV
見た目がいかにもキャンピングカーというスタイルが特徴です。
近年では、ベース車に軽自動車(軽トラック)を使用したキャンピングカーも多く製造されておりますが、そちらについて軽キャブコンとは言わず、キャンピングカー業界では「軽(けい)キャンパー」や「軽(けい)キャン」などの愛称で親しまれております。
その他にも、バンコン、バスコン、フルコン、ピックアップキャビン、牽引式トレーラーなどキャンピングカーには様々なタイプがあります。
キャブコンとはどんな作り?
キャブコンは、キャンピングカーの基となっているトラックなどのベース車と、室内空間を架装するためのシェルという部分で構成されております。
以下写真の赤色部分がベース車で、緑色部分がシェルです。
キャンピングカーは元からこの様な形で自動車メーカーから販売されている訳ではなく、各キャンピングカービルダーと呼ばれる製造者がメーカーからベース車を仕入れ、専用のシェル(外装や内装)を架装することにより、キャンピングカーは完成します。
ですので、このシェル部分の外装や内装や装備品に、各ビルダーの個性が出るところが大きな特徴です。
キャブコンのベースとなっている車両はどんな車?
それでは、キャブコンのベースとなっている車両はどんな車か?
ベース車両の代表例として、以下の2車種をご紹介させて頂きます。
出典:トヨタ自動車
他にもベース車両はいくつかありますが、近年のキャブコンの主流としては、トヨタ自動車の販売するカムロードやタウンエースが多く採用されております。
ちなみにカムロードはトヨタ自動車がキャンピングカー用に開発した車両で一般販売はされておりません。DYNA(ダイナ)という名称で一般販売されているトラックが、ほぼ同仕様のものになります。
またタウンエースをベース車とするキャンピングカーについては、カムロードに比べてサイズ感が小さく排気量が少ないため、ライトキャブコンやコンパクトキャブコンと呼ばれております。
キャブコンにはどんな車がある?
キャブコンは多くのキャンピングカービルダーが製造しておりますので、こちらの記事では一例を挙げさせていただきます。
キャンピングカービルダー最大手のNUTS RVさんのキャブコン【CREA】
A to Zさんのライトキャブコン【アレン・ハイ(Alen H)】
その他のライトキャブコンは以下の記事でもご紹介しております。
いかがでしたでしょうか。キャブコンの意味についてご理解頂けましたでしょうか。
【キャブコンとは】
- キャブコンバージョンの略でキャンピングカーのタイプのこと
- ベース車とシェル部分から成り立っており、キャンピングカービルダーの個性が最も表れる車のこと
- 中でもコンパクトなものは、ライトキャブコンとも呼ばれている
この3点が押さえられていればOKです。
明日から胸を張って「キャブコン」と言っても問題ないでしょう。キャンピングカー初心者の方には優しく教えてあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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