キャンピングカーが納車され様々な場所で車中泊しているうちに、誰しもが少なからずDIYしていろいろ快適化したいという想いが出てきますよね。
- バンビーノプラス(プロ)に乗っている方
- キャンピングカーや車中泊仕様車で換気扇を付けたいと思っている方
- TITANの換気扇が気になっている方
- 正転逆転機能を搭載した静音の換気扇を探している方
- MAXXファンは本体や工事費が高く躊躇している方
そんな方々におすすめの内容となっています。
この記事では私たち夫婦が、キャンピングカーに簡単なDIYで換気扇を取り付けした様子をお伝えします。キャンピングカーのグッズ選びのご参考にして頂ければ幸いです。
キャンピングカーに取り付けた換気扇 TITAN TTC-SC21
今回、キャンピングカーに取り付けたのはTITAN社のTTC-SC21という換気扇です。
ハンドルの長さが調整でき、380- 550 mmの天窓に対応。風向きを吸込みか吹き出しに変更できる正転逆転機能を搭載。静音性の高いファンが搭載しているにもかかわらず、室内と室外を有効に換気冷却できる。
本体サイズ | 320×156×34mm |
ファンサイズ | 140×140×25mm 2台 |
入力電圧 | 12V |
定格電流 | 1.1A未満 |
消費電力 | 13.2W未満 |
定格風量 | 600-2200RPM |
騒音 | 7-32dBA |
耐久 | 60,000時間 |
TITANはRVファン、CPUクーラーなど様々なタイプの冷却ファンを製造・販売する台湾の企業です。公式サイトはこちらです。
キャンピングカーに換気扇を取り付けようと思ったきっかけ
私たちのキャンピングカー・バンビーノプラスには機械的に空気を排出または取り込みできるMAXXファンの様な換気扇がありません。
車中泊の際は小さなUSBファンで車内を換気したりという程度で、これまで我慢していましたが、やはり空気を排出・取り込みが必要だと感じていました。
MAXXファンは本体や工事費が高く現実的ではないし、かといってパソコンのファンの様なものを窓に取り付けるのはちょっと抵抗があってできませんでした。
そんな時、TITANの換気扇を見つけて、これならRV窓にうまく収まって使えるのではないかと思い購入、DIYするに至りました。
キャンピングカーや車中泊車における換気扇の役割
キャンピングカーにおいて換気扇はどれだけ重要な設備か、納車から1年間、様々な場所で車中泊して知ることになりました。
車中泊の翌朝の車内は、外気温と車内の温度差でよく結露します。これはキャンピングカーオーナーだからこそ分かる事実ですよね。
特に車中飯や車内調理をする場合は、匂いがこもりやすく抜けにくいので、機械的な空気の排気機能はとても重要になってきます。
また省エネの観点から、外気を取り込んだ方が車内の温度環境が良い場面もありますので、空気の取り込み機能も備わった設備があるとより便利です。
以上のことから、キャンピングカーでの快適な空間作りにおいて換気扇は重要な役割をする設備であると経験談から言えます。
換気扇取り付けに必要な道具と準備
必要な工具と備品のリスト
私たちが今回のDIYで使用した工具とその他に準備した備品は以下の通りです。
プラスドライバー、電動ドリル、半田ごて、ハンダ(少量)、DCプラグ 2.1mm(1個)
換気扇本体取り付け手順
商品内容は、換気扇本体、取り付けステー、ビス類、電源ケーブル、取り付けマニュアルがセットとなっています。
取扱説明書は9か国語で記載されていて、日本語表記もあります。言語を直訳した文章で少しわかりにくいかと思いますが、直感的に取り付けることができますので特に心配はないかと思います。
まずは車内のどの窓に取り付けするか決め、そのRV窓を枠ごと取り外す。
私たちの車はシンク前のRV窓に換気扇を取り付けることにしました。
全体を持って手前方向に引っ張ることで枠とカーテン部が一緒に取り外せた。
窓枠に換気扇本体を合わせ、取り付け後をイメージする。
RV窓の網戸やシェードは動かせなくならないかなどを検討し、換気扇本体の配置を決める。
結論としてRV窓から手前側に数センチ間を空けて設置することに決めました。
換気扇本体にステーを取り付け、全体の位置決めをしながら、RV窓に取り付けるステーの位置を決める。
ステーの位置が決まったら、鉛筆で墨出しをして、RV窓の枠にドリルで6mmの穴を開ける。
いきなり6mmのドリルで穴を開けずに徐々に広げた方が失敗しにくいです。
ドリルで穴を開けたら、ステーをプラスドライバーで固定します。
全体を整えながら、RV窓本体もどのステーも変形しないような位置で固定し、換気扇の取り付けは完成。
ステーやビス類は付属のものだけで施工しました。
RV窓をキャンピングカーの元の位置に押し込んで固定する。続いて電源ケーブルを挿入し、換気扇の取り付けが全て完成。
フィットしていて見た目もすっきりですね。
この後に換気扇を動作確認します。
実際の作業に役立つヒントと注意点
Amazonの商品レビューのページでは、多くの方が工夫して取り付けられていますのでご参考になるかと思います。
電源については、商品が届いた時は本体に取り付ける側のDCプラグ 2.1mmに赤黒の配線が付いていて、他の先端は導線が若干剥かれた状態になっています。
片側をサブバッテリーシステムから12Vを取り出せばすぐに使用することができます。今回の施工では電源ケーブルのもう片方にもDCプラグ 2.1mmを配置し、ポータブル電源のDC電源から持ってくるようなシステムにしました。
その他の電源の案としては、センタープラス12Vの電源アダプターがあれば家庭用の100Vコンセントで運転できます。
取り付け後のテストと全体の感想
取り付け後はファン本体に問題がないか、6段階の風機変更、正転逆転機能動作、タイマーの動作、リモコンでの動作など問題なく動くかどうか確認しました。また運転時に振動で外れたりしないかも確認した方が良いです。
取り付け後の感想としては、施工はイメージしていた通り簡単に取り付けることができた。当初は他にステーとか固定金具を買う必要を想定していたが、何も買うことなく取り付けできたので良かった。
換気扇取り付け後の見た目には満足している。RV窓と換気扇本体が白色でマッチしている。
IN/OUTの切り替えができ、風量も6段階切替で細かく調整できるので、換気したり給気したりと様々なシーンで活躍しそう。
リモコンもあるので、一気に風量MAXにできるのは便利。
換気扇本体の動作については全く不満点はなく、大変満足しています。
特にファンの静音性が高いことに驚かされました。スマートフォンの騒音計アプリでファンから15cm程離して最大風量の騒音を計測したところ、写真の通りの結果でした。
実際のファンの音はとても静かです。取り付け前に想像していたよりも本当に静かでした。
見た目良し、機能良し、取り付け簡単、効果は絶大、本当に良い買い物をしました。
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TITAN 換気扇 TTC-SC21はどこで買える?
この記事で紹介したTITAN 換気扇 TTC-SC21はamazonで購入できます。正転逆転機能を搭載した静音性が高いファンですので、キャンピングカーや車中泊仕様車にはぴったりの商品です。
私自身で取り付けして、本体の見た目や動作にも十分満足していますので自信を持ってオススメできる商品です。車中泊をもうワンランク快適にする換気扇、あなたのお車にもいかがですか?
価格は調査した結果、Amazonが最安値でした。最新状況は以下の商品リンクをご確認下さい。
TITANのUSBモバイルポータブル冷却ファンもご紹介
TITANでは上記のファンの他に、USBで給電できるポータブル冷却ファンのラインナップもあります。
TITAN USBモバイルポータブル冷却ファンは運転に必要な電源はUSB接続、窓への取り付けはRV窓の網戸にファンを付属のマグネットで挟みこむことで固定ができます。
こちらの商品は一方向のみの送風ですが、本体の向きを変えれて設置すれば、排気・給気ともに対応できます。
取り付けやDIYが苦手な方にはこちらの商品もおすすめです。
以上、今回はTITANのRV車用の換気扇 TTC-SC21の施工と感想をお伝えさせて頂きました。

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