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「ダイハツ問題」が私たち夫婦のキャンピングカー【バンビーノプラス】に与える影響

キャンピングカー|バンビーノプラス(プロ)
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2022年5月に注文した私たち夫婦のキャンピングカー、当初予定した納期2023年11~12月頃の予定でしたが、未だ納車されていません。

納車予定を過ぎてしまったキャンピングカー、しかもその間に「ダイハツ問題」が発覚し、ベース車両のタウンエースがまさかの受注停止、出荷停止、型式承認取り消しなどの問題が発生してしまいました。

  • キャンピングカー「バンビーノプラス」果たして納車されるのか?
  • ダイハツ問題がキャンピングカーに与える影響
  • キャンピングカーのベース車両のタウンエースは今後どうなるのか?
  • ステージ21は今後どうしていくのか?

このあたりの私的見解をまとめましたので、ご覧いただければと思います。

ステージ21のキャンピングカー・バンビーノプラス(プロ)を注文して納車待ちになっている方やこれから購入しようと考えている方はご参考にして頂ければと思います。

「ダイハツ問題」とは?

2023年12月20日、ダイハツ工業株式会社が、ダイハツブランドの車種に加え、トヨタ、マツダ、SUBARUへOEM供給をしている車種の試験項目において不正行為があったことが判明したことを発表した。

その中にキャンピングカーのベース車として使用されているタウンエースも含まれていた。

国土交通省|報道資料|ダイハツ工業の不正事案に係る基準適合性の検証結果について
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

タウンエースの型式取り消しについて

上記の公表以降、ダイハツは国土交通省による立入検査を受けて、2024年01月26日、判明した不正の中で特に悪質であると判断された3車種について国土交通省より型式指定の取消の行政処分を受けた。

その3車種はダイハツ・グランマックス、トヨタ・タウンエーストラック、マツダ・ボンゴだった。

トヨタ・タウンエーストラックは多くのキャンピングカービルダーがベース車に採用しているので、ダイハツ問題はキャンピングカー業界にも波及しています。

納車待ちの「バンビーノプラス」は納車はされるのか?

2022年5月に注文した私たち夫婦のキャンピングカー、当初予定した納期2023年11~12月頃の予定でしたが現時点(2024年1月末)で納車されていません。

果たして無事に納車されるのでしょうか?

ステージ21営業担当者とのやりとりの経緯

ステージ21のバンビーノプラスを注文して1年半経った2023年11月に、ステージ21よりまだ納車の見込みの連絡がなかったのでこちらからメールにてご連絡しました。

ステージ21からは以下の通り丁寧なご返答がありました。

  • 私たち夫婦の車両は2023年12月車両入庫、1月生産2月ごろ納車見込み
  • 生産前にオーダー頂いているオプションの最終確認をさせて頂く予定

この時点で「ダイハツ問題」は明るみになっていませんでしたが、界隈の動きとしてタウンエースが受注停止になっているとの情報を耳にしました。

「バンビーノプラス」納期遅れの原因は?

当初、納期2023年11~12月頃の納車予定であったが、ステージ21の想定より装備変更(エアコン取付等)の車両が多く納期が少し遅れているとのことでした。

「バンビーノプラス」の納車予定日は?

2023年11月に上記のメールのやりとりをした後の12月に「ダイハツ問題」が発覚しました。

しかもバンビーノプラスのベース車となるタウンエーストラックが出荷停止・型式承認取り消しという処分になりました。「ダイハツ問題なのに何故タウンエースが!?」という感じがしますが、その前から受注停止の話があったので「やっぱりか・・・」という感じでした。

今後私たち夫婦のキャンピングカーはどうなるのかと不安に思っていましたが、2024年1月にステージ21より連絡がありました。内容は以下の通りです。

  • ベース車のタウンエースはメーカー出荷停止になっているが、販社の方では確保しているため、2024年2月中に車両入庫予定。3月以降に納車予定。
  • 最終のオプション装備の確認
  • 車両完成次第、保管場所証明(車庫証明)の準備をお願いする予定

このような流れになっています。

タウンエースの資産価値について私的見解

ダイハツ工業の発表では「型式指定の取消の行政処分を受けた2024年01月26日の取消しの日までに製作された自動車については、型式指定の取消しの効力は及ばないものとされる。」となっているので、これまで通り車検を受け乗り続けることができます。

しかしながらこれまで生産したタウンエーストラックという自動車の資産価値は少なからず低下していると考えられます。恐らく2024年初旬現在、中古自動車市場では買取価格が付かない状況になっているかと思います。

今後、リコールや安全性に問題ない検証がされない限り、タウンエースの自動車としての価値の向上は難しいですが、キャンピングカーとしてはそれなりに価値がある程度かと思います。

皆さんは中古車を購入する場合、その車のリコールについて気にしますか?

ステージ21の経営にとって問題はないのか?

ステージ21の営業ご担当者に実際にお伺いしたところ、販社からは一定数の車両は確保している旨の申し出は受けているので、経営状況に問題はないとのことです。

今回のダイハツ問題の対象にあたる「アトレー」「タウンエーストラック」も今後数十台の確保はできているので、問題は販社から車両が入らなくなってからがどうなるかといったところでしょう。

私の見解では、数か月後に注文を受けているベース車両が入らなくなった時にどういう対応になるかは個々の顧客との調整になるかと思います。

既にバンビーノプラス(プロ)やオハナプロを注文された方で、車両入庫の見込みのない方は、手付金の全額返金または車両生産開始まで待って頂くかご選択いただく措置を取っているようです。

数か月から1年以内に再度、車両の型式承認が取れ、すぐに生産・出荷できる体制が整えば心配はないと思います。トヨタ自動車だけでなくダイハツ本体、関連企業、協力会社など多くの方が関わる事業ですので、早々に体制が整えるよう企業としても努力するかと思います。

企業としての動向、タウンエースの生産の行方など今後も注視していきたいと思います。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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