皆さんはキャンピングカーはどんな人が乗っているかイメージできますでしょうか。
- リタイア(定年退職)されたご年配の方が多い
- ご家族やペットと旅行している
- キャンピングカーは高額なのでお金持ちの人が多い
- 若いご家族がレジャーのために乗っている
今回はその中でも金銭面で裕福な方が乗っているとお思いの方に、実は誰でもキャンピングカーに乗ることができるをテーマにお伝えさせていただきます。
そして昨今購入されているキャンピングカーの価格帯のボリュームゾーンはどこか、どの価格ならどの程度の大きさのキャンピングカーを購入することができるかをご紹介させて頂きます。
お金持ち(富裕層)の定義とは?
前提として「お金持ち(富裕層)」の定義とは一体何なのか。
豪邸に住んでいて庭にプールがある、高級車に乗っている、会社の社長、年収が1,000万円以上ある、ちょっと古いお金持ちのイメージかもしれませんが、実はどれも当てはまりません。
厳密に言うと、富裕層の中にはその様な方もいます。
野村総合研究所によると、富裕層の定義は【世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」が1億円以上ある世帯】とされています。
つまり簡単に申し上げますと、家族のお金をかき集めて、そこから各種ローン残高を引いた残りの資産が1億円以上あればお金持ち(富裕層)なのです。
そりゃそれだけあれば、キャンピングカーユーザーの憧れの【いつかはボーダーのボーダーバンクス(1500万円)】も夢ではありませんよね。
今回はそんな富裕層でなくても乗れるキャンピングカーの車種のご紹介ですのでご安心下さい。皆さんの世帯はどの階層にあたりますか。ちなみに私たち夫婦も、もちろん富裕層ではありません。
よく売れているキャンピングカーの価格帯
一般社団法人日本RV協会が毎年発行している「キャンピングカー白書2022」によると、一番売れているキャンピングカーの価格帯は400~500万円代で、全体の26.3%を占めています。
上記を含む500万円代以下の割合は、全体の44.1%です。このデータより、半数に近い方が500万円代以下のキャンピングカーを購入していることが分かります。高額なイメージのあるキャンピングカーですが、価格帯は意外と一般車と変わらないことがお分かりいただけるかと思います。
昨今では低金利のメリットを生かし、長期ローンの利用も可能ですので、中には一般のご家庭で1,000万円以上のキャンピングカーを購入して楽しんでいるご家族もいるようです。
富裕層ではなくても購入できるキャンピングカー
それでは現実的な路線でのお話をさせて頂きます。
皆さんはキャンピングカーを購入するために支出できる金額はいくらでしょうか。購入資金が潤沢にあるのであれば費用は気にしないと思いますが、なかなかそうはいきませんよね。
キャンピングカーの中でも軽自動車ベースの軽キャンやライトキャブコンやバンコンまでのモデルであれば、350万円~500万円代の価格帯です。概ね普通乗用車の価格帯と変わりませんので、富裕層ではなくても十分に手に入れることができます。
軽キャンやライトキャブコンはどのようなモデルか、以下に代表的なモデルをご紹介いたします。
軽キャン(軽キャンパー)参考モデル
インディアナ・RV「インディ727-S」
INDY727はキャンピングカー系YouTuberの「クーピーチャンネル」さん(チャンネル登録者数44万人以上)が乗っていることでも有名です。
バンショップ・ミカミ「テントむし」
JP STAR 「HAPPY1」
JP STARの「HAPPY1」は、芸能人の濱口優さん・南明奈さん夫妻がご購入されたことでも有名です。ユーチューブチャンネル「濱口優と秘密基地」で見れます。
ライトキャブコン(コンパクトキャブコン)参考モデル
以上のことより「キャンピングカーはお金持ちじゃなくても乗れる」という結論に至りました。
大型のキャブコンで旅するご家族・ご夫婦にはとても憧れますが、価格帯は600万円以上となっていますので、やはりある程度の資金力がないと購入に踏み切れないところかと思います。特に最近では気軽に乗れる軽キャン、ライトキャブコン、バンコンが流行っていますので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
- 休日にキャンピングカーで一人旅がしたい
- リタイア後、ご夫婦で日本全国を回りたい
- キャンピングカーで各地の「道の駅」を巡りたい
- 釣り、レジャー、温泉巡り等で使用できるキャンピングカーが欲しい
そんな方には、軽キャブコン~ライトキャブコンのモデルがぴったりですので、興味のある方はご参考にして頂ければと思います。
実は販売価格を重視している人の割合は少ない
費用面でのお話をさせて頂きましたが、実はキャンピングカーを購入する際に金額を重視している人の割合は少ないということを最後にお伝えさせて頂きます。
実際にキャンピングカーを購入する際の費用について、「販売価格を重視している」という方の割合は13.1%と少数派であることが分かります。
それでは何を重視するのかというと、購入時のチェックポイントの1位は「装備の充実度・機能性」(72.2%)という結果が出ています。最近の傾向ではクルマにに求めるのは装備や機能性で、販売価格をあまり気にしないという傾向が強くなっています。
現役のキャンピングカーオーナーさんは年配の方が多く、ある程度予算に余裕があるので、そういったアンケート結果になったという背景もあるかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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